デザイナーがフランスの地方をまわりながら出会った、1930年代頃に描かれたであろうアンティークの絵葉書。 そこに描かれている羊飼いが羽織っていたマントより着想を得て、製作されたOUTILならではの名作です。 前回も大変ご好評いただきました、OUTILオリジナルのコットンモールスキンをたっぷりと使用した一着。 ピマーナと呼ばれる最高級超長綿を限界以上に打ち込み出来上がる素晴らしい生地は、隙がなく圧倒的な存在感です。 北海道歌志内市で剪定された、様々な種類のブドウの枝から抽出された染料が酸化したものを使用して、染め上げられています。 カーキとも、ベージュとも、キャメルとも言える独特の色。 méli mélo(メリメロ)とはフランス語で「ごちゃまぜ」という意味だそうで、その表現が非常に的確に感じます。 コットンの糸を高密度に織り上げた、ハリ、柔らかさをもった程よい厚みの生地感は、滑らかさがあり、肌あたり良い素晴らしい心地良さです。 全体的にたっぷりとゆとりあるオーバーサイズ。 ラグラン仕様で肩に自然と馴染みます。 厚手のものやドルマンスリーブのインナーなどもすんなりと着て頂け、それでいてシャツやカットソーと組み合わせても違和感のないボリューム。 共地のベルトが付きますので、そちらでウエストをきゅっと絞っても素敵。 着用していただくと見た目以上に軽く、春先まで長いシーズン着て頂けます。 着る度に馴染み、生地に落ち感が出てくると、これだけ生地を使用しているにも関わらず野暮ったくなりすぎません。 着用と洗いを繰り返す事で、どんどん生地の表情が増していくOUTILのつくるモールスキン。 経年変化を楽しみながら、自分だけの一本へと育てて頂きたい名作コートです。 数回着用しましたがサイズが合わなかったため、出品いたします ユーズド品であることをご理解いただける方のみの ご検討をお願いいたします。 0515最終値下げ サイズ:2 ゆき丈:85cm 脇〜袖先:45cm 身幅:68cm 着丈:117cm カラー···ゴールド 季節感···春、秋、冬