ご覧いただきありがとうございます。 1991年製 3/4 サイズ　スズキバイオリンのNo.520です。 スズキの500番台はスズキバイオリンのラインナップの中でも比較的高級機に属します。 この楽器は状態が非常によく表、裏ともに殆ど傷がありません。大変丁寧に使われてきた楽器だと思われます。 一般的なバイオリン教室では300番台を勧められることが多いですが、500番代は本格的、かつ継続的にバイオリンを習ってらっしゃる方や、コンクールなどを視野入れてらっしゃる方がお求めになる型番でもあります。 この楽器が製作された90年代前半のものは、それ以前のものと較べてニスの美しさが特徴的です。30年前の状態の良い楽器は現在の新品の同番手より価値は上になります。 駒はAubertで表板としっかりフィットしています。歪みもありません。 テールピースはオリジナルのものに全弦アジャスターをつけてあります。調弦ができるようになれば、Ｇ，Ｄは外された方が音的にも良いと思います。 の杉藤弓がセットです。 SUGITOの刻印いりのもので木材はフェルナンブーコの良い弓です。 しなり、腰もしっかりしています。まがりもありません。 スクリューにもシェルがはめ込まれていてフロッグはシングルアイのものです。この楽器のレベルにもマッチしているのでこのままお使いいただけるかとおもいます。半年後ぐらいに毛替えをされると良いです。 試奏してみた感想です。 弦はドミナントが張られています。 音質はやわらかかつ優雅で、音量もあり4弦のバランスもよいです。 木材もよい感じに仕上がっていて、ビブラートの響きもよいです。 出品にあたり下記の調整を行っています。 ・ペグの調整 ・クリーニング、ポリッシュ ・駒の調整 ・魂柱の調整 ・指板のクリーニング 付属品 ・ケース：状態はよいです。このままお使い頂けます。 ・杉藤弓 ・ＫＵＮ肩当て ・松脂 ・おまけの弦