大西家13代大西浄長極み、大西家10代大西清右衛門(浄雪)の弟にあたる、奥平了保作の小尻張釜です。了保は近世随一の名人と言われており、独特の造形や膚打ちが特徴です。 (天保年間製作：1830～1844年) 釜の状態は経年の錆びや汚れがあります。画像にてご判断ください。釜の口周辺が白くなっているのは湯垢がついたためで、長い年月を経なければ中々つきません。羽落の側面より僅かに水が染み出て来ます。現状電熱器では使用できていますが、将来的には修理が必要です。箱書や印は本物です。 ◎以下極書の訳 平丸釜 一 胴径 七寸分 一 口径 三寸五分 一 鐶付 鬼面 右釜天保年時代了保作無紛者也 戊寅(昭和13年) 初春日 御釜師 大西浄長 高さ約16cm（蓋除く）、直径約21cm(鐶付除く)、口径約10.5cm 鐶付は鬼面 ★個人で収集、保管したものなので、経年の劣化や傷、錆びがあります。写真をよくご覧いただき、購入をご検討ください。 ★鑑定などは一切行っておりません。あらかじめご了承ください。 ★何か気になることがございましたら、お気軽にご質問ください。 #茶道 #茶道具 #釜 #茶釜 #利休 #大西清右衛門 #大西浄雪 #了保 #大西浄長 #大西 #尻張 #表千家 #裏千家 #武者小路千家