Product Description
1960s LEVI’S Lot no.70505-0317 with Blanket Lining

『70505』は、3rd/4th スモール パッチと呼ばれる少し着丈の長いシルエットに変更された60年代最終 Big-E モデルです。
501 Vステッチ//平行ステッチと同時期になる貴重なモデルです。

『70505-0317』ブランケットライナーモデルの数も減り、コンディションの良い個体は希少になっています。
全体的にレギュラー仕様より製造数が少なかったブランケットライナーモデルです。
下記の詳細をご覧いただきましてご検討下さい。

コンディション
557XXと同じ深みのある魅力的なインディゴ・デニムが使われており濃藍色が充分に残ったリジッドに近い質感の張りあるコンディションです。
人手を渡り歩いたユーズドではなく、リジッドの状態から着込み洗濯回数は少なく抑えられているのでブランケットライナーモデル特有の荒々しい濃淡・フェード感が現れ出して来たところで止まっています。 総合的にとてもよいリアル・ヴィンテージの雰囲気が現れ出している極上コンディションの個体です。
・各画像でお分かりいただけると思いますのでご確認ください。
・残色をパーセンテージで表現できるものでもないと思いますので同様に各画像でご確認ください。
変な癖はついておらず、これからもっと着込んで洗いと着込んで洗いを繰り返して行けば60年代期までのBig-Eデニムが持っているテイスティーな縦落ちと細やかな濃淡の表情を堪能出来ます。
・この様な初期段階ですので、特筆してダメージと判断する箇所はありません。
・袖口内側とウエストバンド内側のステッチの摩擦による多少の擦り減りは、このジャケットの宿命ですのでヴィンテージとしての許容範囲内とご理解ください。

TROY BLANKET LINING
・オリジナルTROY BLANKET LINING にも支障は見られません。非常に綺麗な良いコンディションです。
個人的にはブランケットライナーのアタリやハチノスの出方がレギュラーモデルと異なるハードなヴィンテージ感が好きで、LEVI‘Sに限らず濃藍色のヴィンテージ・インディゴデニムが使われているブランケットライナーモデルには、つい手を出してしまいます。
もしお持ちでないならオールドユーザーとしては、冬期でも活用出来るデニムとしてもブランケットライナーモデルをお薦めしたいと思います。

個人的な価値観になるのかもしれないですが…
LEVI’SのBig-Eと66前後期のジーンズを探されている方は多いと思います。
オールドユーザーなので、過剰に見える66モデルの争奪オークションを見てるとつい思ってしまうのですが、ジャケットとボトムの違いはあれ、70〜80年代の66前後期のデニムと比較しても市場相場は可なり安くなっています。それでも何故、まだリアル・インディゴデニムを使っている60年代のモデルを求める人がそれほど多くないのかなぁ、と感じている常々です。

1966-77年期のインディゴ・デニム
501XX など品番改革が行われた移行時期です。501XXは、Wネーム(TYPE A, S)に置き換えられています。3rdジャケットも同様に『557 XX 』から変更されています。しかし肝心なデニムが変わった訳ではありません。継続して使用されているデニムはこのジャケットも同じです。

旧紡績と旧染工技術のプロセスで生まれたインディゴデニムの方が良いと色落ちの違いに気付き出したのは、『Eからe』へ変更された時に紡績と染工技術のプロセスも技術発展で進化し量産体制に切り替って製造された501が全米に普及してから暫くしての70年代中期過ぎと記憶しています。その違いに気付けたのは70年代に量産されたデニムが存在してたから比較することが出来たのです。まだこの頃は東京、大阪でも限定的な数の古着屋しか存在していません。アンダーグラウンド・ファッションでした。
この時もそれから後も一部のヴィンテージショップとデニム好きが、Big-Eと言うジーンズの色落ちに拘っていただけで、これほどのデニム・ムーブメントが起きるとは関係者の誰もが想像していなかったのです。
当然、66前期後期などと言う区分など存在していません。移行期の66Eまでがリアル・インディゴ or ヴィンテージ・インディゴの製品とされていたのですが…
先発か後発か分かりませんが単にヴィンテージショップのビジネスのために付加価値を付けて区分けされたものが広まって行ったと思っています。
これは66前期後期のユーザーも年代や詳細を否定するものではありません。
歴史が解明されて愛着ある自分の持ち物が、何年に何処の工場で作られたかというのは誰もが興味があり、もし分かれば嬉しいものです。そして誰もが自分の持ちものにその様な価値があるとなれば、少しでも高値で取引をしたいと考えるのは当然のことです。

ちょっと横道に逸れますが、デニム地のサプライヤーはコーンミルズ一社だけです。移行期のクロスオーバーしているディテールを除き、それ以外は同じ生地、同じ仕様書を使って同じ工程で縫製されていると考えるのが妥当です。
あるトップボタン裏番号の工場で生産されたジーンズが珍品とされても色落ちなど何も変わらないでしょう。
昨今は、愛好家の努力で生産工場も解明されており、逆に直営工場ではなく、当時は縫製技術が伴わずイレギュラーが多く出ていたと言う見解もありました。イレギュラーが珍品とされコレクタブルとなることに何の異論もありませんが、その工場の全てがイレギュラーの珍品であると言うことにはなりません。根拠のない空論が価値観として広がりっているのです。
他にも根拠が示されていない年代確定などの記事をそのまま鵜呑みして、安易に コピー アンド ペイストで広まっているのも事実だと思います。

Cost and Performance
60年代3rdモデルも4thも枯渇していますが、まだ手が出る範囲ではないでしょうか。
ラベルの大きさとディテールは変われど、このジャケットも使われているデニムの色落ちは殆ど変わりません。コーンミルズやLV&Cの関係者ではないので100%同じと断言は出来ませんが、経験上、色落ち具合、表情、風合いに大差を見ることはありません。40〜50年代のデニムにはもう少し深みがありますが、擦れ、アタリやハチノスの表情は着用の仕方と着用頻度や洗濯頻度で持ち主の顔になるだけです。ここにヴィンテージ・デニムの奥深い楽しみがあると思っています。
3rdも4thもどちらも着こなしやすく、名作であることは間違いないでしょう。
ジャケットは、ジーンズほど酷使されることがないので長期間愛用出来ます。まだ癖のついていない濃藍色のコンディションで有れば、汚れや洗濯などに注意して着込んで行けば自身の体型に沿ってヒゲやハチノスが現れてくる変化を何十年間も堪能出来て、手軽に着用出来る個性的なワードローブとして活用が出来ます。
高騰し続けているオリジナル・ヴィンテージデニムの中では、『コンディション良し、価格良し』いちばんの狙い目と言っても過言ではないと思いますが…
これほどまで人々を魅了したデニムが使われているジャケットです。
これから更に枯渇する前の魅力的なコスパです。この様に思いますが如何でしょうか。

■ サイズ
・表記 : 38

■ 採寸 (平置きでの素人採寸になり多少の誤差が生じる場合があります)
・着丈 : 約58.5cm
・袖丈 : 約79cm
・肩幅 : 約49cm

※ ユーズドの長期保存品になりますので、ご理解いただける方のみのご入札をお願い致します。
※トラブル回避のため、商品詳細、画像と取引事項を必ずご確認ください。
※ 商品についてのご質問、不明点がある場合はお気軽にお問い合わせ下さい。
※ 他にもスペシャルなコレクションを多数出品しておりますのでそちらも併せてご覧け頂ければ幸いです。

■ 送料は落札者負担になります。
※ヤフネコ!（宅急便）追跡・補償あり
※ゆうパック(おてがる) 追跡・補償あり
※平日発送のみになりますので、土日祝は発送できません。

■ 入札の前に下記のご確認とご了承下さい。
※ご入札前に、出品説明、写真を必ずご確認下さい。
※掲載画像と実物とでは色味に差異が生じますことをご了承ください。
※未使用品、ユーズド品、または自宅保存品の為、完璧を求める方、神経質な方、細部に拘る方は入札をご遠慮下さい。
※ デッドストック及びユーズド品については、多少のキズ・ヨゴレ・経年劣化等についてはご了承ください。 ※出品物の状態は、検品をしておりますが見落としがある可能性もございます。不明な点はお気軽にご質問ください。
※ノークレーム・ノーリターンでお願いします。
※ご入札と同時に出品説明に同意頂いたものとさせて頂きます。
※評価の悪い方、評価内容等で取引に支障があると感じる場合は、出品者の判断で入札を削除させて頂く場合があります。直前の取引履歴が不審な方の入札は告知無く削除させて頂く場合がございます。
※オークションの場合、金額が見合わない場合には直前でキャンセルさせて頂く場合がございます。
※落札後は24時間以内に「お